韓国自転車旅行 釜山から安東へ
はじめに
1995年3月30日から 韓国の釜山から安東まで、自転車で旅行に行ってきました!
1995年3月30日(木)〜4月4日(火)
3月30日(木)
納期厳守の製品も、昨日無事出荷が完了し、以前からやってみたかった「韓国自転車旅行」に
行くことにした。
計画は立てていたのだが、出荷完了がいつになるかわからず、飛行機などの予約も取っていなかった。
3/29の夜、上司に有給の許可をもらい、韓国までの飛行機の予約ももちろん、宿の予約もなしで、
JRに自転車を乗せて、関西空港までとりあえず行ってみることにした。
JALのカウンターが開いたので、「釜山までエコノミーあいてますか?」と聞いてみたところ、
「空いていますよ」との返事。「じゃあ1人ください」
こうして、とりあえず今日韓国に行くことができそうだ。昨年からか、韓国入国にはビザが不要と
なったため、予約なしでも行きたいときに行くことができるのだ。
この年は、3月に「地下鉄サリン事件」が起き、日本中がいやな雰囲気になっているときだった。
しかも飛行機を待っていると、警察庁長官・国松氏?がその日の朝、何者かにピストルで撃たれると
言う事件がおきてしまった。
はたして、行き先も定まらない怪しげなサイクリストは、韓国に入国させてもらえるのだろうか?と
思いつつも、、飛行機の中では先日までの疲れか、爆睡してしまった。
空港から釜山市内まではリムジンで約1時間、市内で自転車を組み立て、自転車を梱包していた
新聞紙を見つからないようにゴミ箱に捨てた。当時日本では、ゴミ箱というものがサリン対策のため
町から消えていたのでゴミ箱に物を捨てるというのが気が引けたからだ。
自転車でまず釜山行に帰れ、、ではなく釜山港に行ってみた。ここで海に手を浸し、今から北へ
向かうことと安全を誓った。宿は丸金旅館、お湯は茶色く錆が混じっていたが、「ま、いいか」
夕食は向かいの中華料理屋で酢豚。ちょっと味が違う。
こうして、僕は1988年以来久しぶりに韓国の地を踏むことになった。
3月31日(金)
7:07 プサン宿発 0km
9:27 木魚寺 23km
10:57 ウチョン休憩 51.2km
11:10 ウチョン発
11:47 ウルサンロータリ 63.4km
ウルサン北交差点 73km
13:11 薬水で休憩 83.5km
13:27 薬水 発
14:17 仏国寺 97.7km
15:25 博物館 103 km
16:30 慶州ハンジン荘 107 km
4月 1日(土)
7:15 慶州発
8:55 永川8km手前 30.4km
9:15 同下s
9:45 永川 37.5km
11:23 甲見
11:32 同下s
12:48 休憩(坂2km続く)
義興 77.5km
15:10 義城中学 101.9km
15:30 義城駅 103.2km
4月 2日(日)
9:00 義城発
12:05 安東着
4月 3日(月)
河回の歴史村を訪れる。
安東から、あこがれのセマウル号に乗って、ソウルに向かう。
4月 4日(火)
ソウルの町を見学し、大阪へ帰る。
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